源泉徴収票と特別徴収税額決定通知書は違う!?調べてみた
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先日、転職先の企業に源泉徴収票の提出を要求されました。
家にあったそれらしき物を持っていったらどうやら違うとのこと。
確かにその紙には「特別徴収税額決定通知書」と書いてあります。とても似た書類のように思えますが違うようです。
私のように徴収は源泉徴収票の代わりにならない場合もあるので注意が必要です。
源泉徴収票とは
以下はwiki引用です。
源泉徴収票(げんせんちょうしゅうひょう)とは、日本において、給与・退職手当・公的年金等の支払をする者が、その支払額及び源泉徴収した所得税額を証明する書面である。給与・退職手当・公的年金等の支払者が2通作成し、1通を税務署に提出し(一部を除く)、1通を支払を受ける者に交付する。翌年1月31日までに交付すれば良いため、給与所得者の場合通常、当該年12月または翌年1月支給分の給与明細と一緒に渡される。
つまり税務署に送られる源泉徴収票とは所得税額を証明する書類のようです。
源泉徴収票に記載してる項目としては以下になります。
- 支払金額
- 給与所得控除後の金額
- 所得控除の額の合計額
- 源泉徴収税額
支払金額は企業が支払った給与の金額ですね
所得控除とは税金を控除してくれる制度です。
下記記事がわかりやすいです。
所得控除とは?14種類の控除と当てはまる人をわかりやすく解説 [税金] All About
源泉徴収税額とは、既に支払った毎月の所得税の合計です。
年末調整で再計算し、支払いが多い場合は戻ってくるし、少ない場合は徴収されます。
それが年末調整です。
何に使用される?
自分のように、再就職先から求められるケースの他、確定申告、扶養の方の所得の証明資料などで使用されます。
特別徴収税額決定通知書とは
毎月に給料から天引きして全社員分をまとめて会社が納めてくれるのを『特別徴収』と呼びます。
「特別徴収税額通知書」とは、毎年6月から翌年5月までの1年間に、これだけの所得税を貴方の給料から差し引かせてもらいましたよ、という、文字通りただの通知
特別徴収税額通知書とは何ですか? - その他(行政・福祉) 締切済み| 【OKWAVE】
特別徴収税額決定通知書の項目としては以下になります。
- 給与収入←源泉徴収票の支払金額と同じ
- 給与所得←給与所得控除後の金額と同じ
- 所得控除の額の内訳と合計額
- 税額
- 納付額
何に使用される?
名前の通り通知書なので確認したら使うことはほとんどありません。
間違っていた場合は役所に行って申告するくらいだそうです。
まとめ
源泉徴収票と特別徴収税額決定通知書は内容は似ておりますが似て非なるものと言えます。
当然ですが、源泉徴収票を要求されたら源泉徴収票を持っていきましょう。