七草粥の作り方~草七つ一挙ご紹介~
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1/7は七草粥
昨日1/7は日本では古来から無病息災を願う七草粥を食べる風習があります。
七草粥の由来
http://ii-nippon.net/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%A2%A8%E7%BF%92/2205.html
日本では、1月に芽が出始めた草を摘み取る若菜摘みという風習があったそうです。また、中国では1月7日を人日と定め7種類の野菜を入れた吸い物を食べて無病息災を祈る習慣があり、それが伝来し若菜摘みと合わさって七草粥を食べる風習ができたそうです。
また、病の他に厄払いの意味合いもありますので、気になる方は1月7日食べ損ねても、1月8日、9日でも食べてみてはいかがでしょうか。
七草
これを機会にそれぞれの持つ意味と効能を覚えましょう。
せり
芹(せり)=「競り勝つ」
解熱効果や胃を丈夫にする効果、整腸作用、利尿作用、
食欲増進、血圧降下作用など。
なずな
薺(なずな)=「撫でて汚れを除く」
別名をぺんぺん草といいます。
利尿作用や解毒作用、止血作用を持ち、
胃腸障害やむくみにも効果があるとされています。
オギョウ
御形(ごぎょう)=「仏体」
母子草(ハハコグサ)のことです。
痰や咳に効果があります。
のどの痛みもやわらげてくれます。
ハコベラ
繁縷(はこべら)=「反映がはびこる」
はこべとも呼ばれます。
昔から腹痛薬として用いられており、胃炎に効果があります。
歯槽膿漏にも効果があります。
ホトケノザ
仏の座(ほとけのざ)=「仏の安座」
一般的に、子鬼田平子(こおにたびらこ)を指します。
胃を健康にし、食欲増進、歯痛にも効果があります。
スズナ(かぶ)
菘(すずな)=「神を呼ぶ鈴」
蕪(かぶ)のことです。
胃腸を整え、消化を促進します。
しもやけやそばかすにも効果があります。
七草粥の作り方
分量
- 七草
- 白米2カップ
- 水7カップ
- 塩・醤油
①七草全部をきれいに洗い熱湯の中に塩少量を入れて、さっとゆでる。
水にさらし、1~2センチの長さに切る。
かぶ、大根は別にして2~4センチの長さに乱切りする。
②米はきれいにに洗って、ザルにとり、30分くらい水切りしておく。鍋に、洗米カップ2、水カップ7を入れて火にかける。
③沸騰して煮だってきたところでカブと大根を加えて弱火にし、30分から40分くらいゆっくり煮ます。途中、かき混ぜると粘りが出るので注意しましょう。
④米が柔らかくなったら、塩小さじ1.5と好みでふみをそえるくらいの醤油を加えて、あっさりと味付けします。
七草全部を加えてしんなりするまで煮る。
七草粥に合う献立・おかず
今日は七草粥にしゃけ、だし巻き卵、ホウレンソウのおひたし、コロッケを食べました。
和食に合うような魚や軽めの揚げ物、卵料理、シンプルな野菜が七草粥には合うと思います。
売ってるところ
中規模のスーパーにはこの時期たいてい売っているようです。
コンビニにも場所によっては売っているようなので探してみるといいかもしれませんが、スーパーの方が確実ですね。
値段は3~400円が相場です。
まとめ
以上、七草粥のまとめでした。
年末年始の胃を整えるためにも是非お試しください。