詐欺サイトを見分ける9つの特徴

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グルメンピックの詐欺騒動が世間では話題ですが、詐欺サイトには特徴があります。
詐欺サイトを見分けることで詐欺被害を未然に防ぐことができます。

一方グルメンピックに関しては、サイトの起ち上げ時期は不明なので、電話営業などでサイトを見ずに信用して契約してしまった方もおられると思います。

というわけで今日は、詐欺サイトを見分ける10の特徴を挙げていきます。

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詐欺サイトってどのくらいあるの?

例えば詐欺サイトを見ようと思って見ることはなかなかないと思います。

消費者庁のWebサイトには「悪質な海外ウェブサイト一覧」を定期的に更新しています。
インターネットをめぐる消費者トラブル|消費者庁
悪質な海外ウェブサイト一覧PDFはこちら

こちらには詐欺サイトが一覧で載っておりアクセスすると詐欺サイトやブランドなどの模倣品販売しているサイトを見ることができます。

怪しいと感じたらこちらを見て確認するといいでしょう。また一度何個か詐欺サイトを見ておくことで詐欺サイトの特徴がなんとなくつかめると思います。

詐欺サイトを見分ける9つの特徴

商品が安すぎる

昨今のグルメフェスの詐欺(容疑)のサイトは稀ですが、詐欺サイトは通販サイトが多くの割合を占めています。

私の知り合いは、あるベッドの商品名と型番で検索しヒットした最安値で販売していた無名のサイトで購入したところ、配達日になっても届かないということがありました。

無名なサイトで明らかに他の所より格安な場合、詐欺と疑うといいと思います。グルメンピックの場合、通常40万円の出店料が20万円です、という触れ込みがありましたがこれも同じですね。

うまい話には気を付けましょう。

支払い方法が振込み、振込先が個人名

グルメンピックもどうやら支払い方法が振込だったようですが、振込の場合直接払ってしまうためお金が戻ってくる可能性が非常に低いでしょう。

クレジットカードの場合、不正利用による損害を補償してもらえる可能性もゼロではありません。
不正利用の補償|クレジットカードなら三菱UFJニコス


また、詐欺サイトの振込先は個人名が多いのも特徴の一つです。知り合いが被害を受けた時の振込先は個人名で中国籍の名前でした。しかし、振込みではなく、クレジットカードが使えても詐欺のサイトはありますのでご注意ください

実在するサイトを丸々コピーする

今はもう存在しないようですが2016年4月頃amazonの偽サイトが出現し世間を騒がせました。ログインすると個人情報が抜かれるということです。

また、調べてみるとコピーサイトは企業サイトだけではないようです。
下記の方は、個人ブログが丸々コピーされたということです。
「サイトを完全コピーされました。そして、Googleのインデックス削除依頼も拒否されました。」な時の対処法 | ふぁろすの裏側

オフィシャルサイトかどうか怪しく感じたら、検索し直すなどして確認する必要があります。

ダサい

詐欺サイトは、サイト自体にお金をかけません。また、プログラミングを重視するため見た目のデザインには経費を浮かせる傾向にあります。

今回のグルメンピックは、わかりやすい例でしょう。Twitterでも多くの「サイトがダサい」という声を目にしました。

ダサいサイトの定義とは

ダサいサイトの定義とは、自分が思うにデザインが古いということです。

2011年頃まではボタンなどいかに立体的にするかが流行でした。そのためグラデーションやシャドウなども多用していました。

しかしここ数年は、サイトの幅が広い、グラデーションの色遣いでなく単色(フラットデザイン)、シャドウなどの効果がないものが流行です。

他には、色使いが悪い、画像の画質が悪いなどが挙げられます。



URLが怪しい

urlがでたらめなアルファベットの羅列であったり、グルメンピックサイトのように/blank-1/などのダミーを表す文字列があったら疑いましょう。

日本語がところどころおかしい

詐欺サイトは日本人以外が作ることも少なくなさそうです。詐欺サイトの文言を読んでいると明らかに日本語としておかしいサイトがあります。

以下は自分が見つけた詐欺サイトのFAQの一文です。

Q:私の郵送物が紛失したり盗まれたりした場合はどうなりますか
A:普通、紛失したり盗まれたりしたことはありません。万一なら、郵便サービスが間違ったアドレスに配送する場合、そして事前にご連絡を通知せずに自分のアドレスを変更したから移動した場合、弊社は責任を負いかねます。

全く意味わかりませんねw恐らく海外で作った詐欺サイトをWebの翻訳サイトのようなもので日本語訳して公開しているのでしょう。さすがにこれを読めば怪しいと思うかもしれませんが、サイトの隅々まで見て注文する人は少ないかもしれません。

グルメンピックサイトでもかなりの日本語の指摘がありましたが、文章についても落ち着いてよく読んでみることをお勧めします。

画像や文章をパクっている

全うなWeb制作会社は著作権に厳しいため画像や文章をパクることはありませんが、詐欺サイトはそういった会社には頼まないため画像や文章のパクリが多いです。

例えばグルメンピックの味の素スタジアムの画像などは、味の素スタジアムのオフィシャルサイトのものであったり、個人情報の取り扱いが丸々コピペだったとされています。
『グルメンピック』運営会社の「個人情報の取扱い」が丸々コピペだった 元の会社もイベント系で昨年破産 | ゴゴ通信

会社情報が薄い、連絡先がない

会社情報や、沿革の情報がない、または情報が薄い場合は要注意です。
連絡先の所在地が実在しない住所、また~区、~町で終わっていて番地までの記載がない場合は、十分怪しいと言えます。

実績がない、お客様の声

会社の情報として、実績や、お客様の声というコンテンツは信用を高めますが、そういったコンテンツがない、あるいは適当に作られたダミー文であると詐欺サイトの可能性は一層高まります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この他にも詐欺サイトの特徴はあるかもしれませんが、自分が思う詐欺サイトの特徴を9つ挙げてみました。
また、逆に言うとこの特徴に当てはまっていないとしても詐欺サイトの可能性は0ではありませんので、安心を買うという意味でも買いなれているamazonなどの大手のサイトから買うことが1番無難なのではないでしょうか。

知らないサイトで安く買う時はこういった点に十分注意しましょう。

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