卵は1日何個まで?栄養素は?卵にまつわる話をまとめてみた
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自分は毎朝卵を食べているのですが、人にそれを話すと食べ過ぎじゃない?とかコレステロール上がりそう、とか言われて食べ過ぎなのか気になりました。
言われてみると案外卵について知らないことが多いと思ったので調べてまとめました。
卵は1日何個まで?
卵は物心ついた時から1日2個までという(人によっては1日1個)という暗黙の卵制限がありました。それが親からの言い伝えなのかマスメディアの情報によるものなのか覚えていませんが、確かに自分の中にも1日2個の卵制限をしていました。
卵が1日1個、2個はウソ
実は卵が1日に個数制限がされていた理由として、1913年のロシアでの実験によるものとされています。
その実験は、ウサギに卵を食べさせるものでウザギに動脈硬化や血中コレストロールの増加が確認されたのです。
その為卵がコレストロールを増加させるため、個数制限されることに繋がったのです。
ただ、人間は肉食、ウサギは草食動物ということもあり結果に差は出てくるでしょうし、現在はこの実験を行った機関でさえこの結論を否定しているということです。
では何個でも食べていいかというとそうではありません。結局はバランスなので高カロリーであったり、過剰摂取によるアレルギーが発症してしまうからです。
その為健康状態であれば多くても3個を目安にするといいようです。
卵の驚くべき効能
卵は完全栄養食
実は卵は、タンパク質、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB12、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンA、ビタミンK、葉酸、脂質、マグネシウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛などなど、ほぼすべての栄養素がバランスよく入っている完全栄養食なのです!
卵に唯一含まれないビタミンはビタミンCなのでビタミンを含む食材やこちらも卵には含まれていない食物繊維と一緒に食べるとさらに栄養バランスがよくなります。
免疫力アップ
また、タンパク質を構成する20種類のアミノ酸の内の8種類の必須アミノ酸がバランス良く配合されています。ウイルスから身体を守る免疫力を高める助けになります。
アルツハイマー予防
卵に含まれているコリンという成分がアルツハイマーや認知症に効果的ということです。
ダイエット効果
脂質は、なくてはならない栄養素です。しかし取りすぎると脂肪として蓄積されてしまいます。そんな脂質をエネルギーに変えるのがビタミンB2です。軽い運動でも脂肪を燃焼してくれるため卵はダイエットに効果的と言えます。
しかし、1個100kcal前後あるためやはり食べ過ぎには注意です。
生活習慣病
動脈硬化などの生活習慣病は悪玉コレステロールの増えすぎによるものです。
最近の研究では卵を2週間毎日3個食べてもコレステロール値に変化はなかったことが分かっています。
それどころかレシチンという脂質が悪玉コレステロール値を下げる効果があるため、むしろ昔の通説とは逆だったというわけです。
美肌
肌は常に新陳代謝を繰り返しているため、細胞へ栄養素を運ぶためのタンパク質が必要不可欠になります。
全食品中、卵はタンパク質の体内利用効率を評価するスコアがシジミと並んで100点なのです。
加熱することで栄養価は変わる?
ビタミンB郡は熱に弱いため減少はありますが、基本的に大きな差はありません。
しかし、生卵はビタミンB郡の吸収を阻害すると言われています。温泉卵や半熟卵がもっとも吸収効率が良さそうです。
また、加熱した方が保存期間は短くなります。
卵の賞味期限
卵の賞味期限は約2週間ほどでしょうか。
この期限は生食で食べた場合安全に食べれる期間ということのようです。
そのため加熱調理していれば気持ちもう少しいけそうです。
もし、賞味期限が過ぎた場合は十分注意して食すようにして下さい。
卵の摂取は朝食がおすすめ
毎日必要な栄養価が配合されている卵を習慣的に摂取するなら朝食がおすすめです。
朝食に摂取することで血糖値が上がりすぎず消化にも時間がかかるため、腹持ちが良く、結果的に1日のカロリーを抑えることにもつながります。また、卵のタンパク質は脂肪になりにくいのでカロリーの割には肥満にはなりにくいのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自分自身毎朝食べている卵ですが、こんなにも栄養価が高く朝食べることが推奨されているとは知りませんでした。
これからも美味しい卵料理を作っていきたいものです。
参考
毎日の朝食は、ビタミンB2で脂マネジメント! [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが261万品
卵は一日何個まで食べていいの?コレステロールやカロリーが気になる!
卵は1日何個まで?高コレステロールなのにダイエットに使えるってホント? | 自分でできるアンチエイジング講座
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