北朝鮮の電磁パルス攻撃が怖すぎる!影響や対策など調べた

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北朝鮮は9月3日の労働新聞で「EMP攻撃ができる」と初めて言及しました。
EMP(電磁波パルス)攻撃とは何なのかを調べてみました。

これが調べてみるととても恐ろしい攻撃でした。

電磁波パルス攻撃とは

核ミサイルを打ち上げ高度30km~100kmで空中爆発させる。
この爆発で放出されたガンマ線が大気中の分子と衝突して、強力な電磁波である「電磁パルス」が発生。

核が爆発する高度が高ければ高いほど被害のエリアが拡大する。およそ高度100kmで日本全土が覆われる。

爆風や放射線は地表には届かないので、人体に直接の影響はないが、全ての電子機器を損傷させることでインフラが破壊され大混乱が起きる。
米国の報告によるともし米国で被害が出た場合、疫病や飢餓により1年後には9割が死ぬという。

韓国の国営放送では事実上、石器時代に戻るという専門家の見解を紹介。

標的となる電子機器は

標的になる電子機器は全てです。

  • 飛行機、電車、自動車などの交通手段
  • 銀行、ATM、証券市場などの金融機関
  • 生命維持装置、心臓ペースメーカーなどの医療機器
  • PC、スマホ、TVなどの情報網の遮断
  • 軍事兵器
  • 電気、水道、ガスなどのインフラ停止
  • 食糧、燃料の供給
  • 大停電

予想されること

上記の電子機器が停止した場合、予想されることは食糧、水の奪い合いでしょう。
そうなると国と国の争いから自国内での争いへとシフトしてしまうのです。

復旧は?

米国によると数週間から数年かかる。

各国の対策は?

米国の対策

防護対策基地の構築

韓国の対策

韓国ではごく一部の軍の施設を除いては、EMP防護施設がなく、北朝鮮のEMP攻撃には、お手上げな状況

日本の対策

17年5月10日の衆院外務委員会で土本英樹・防衛省大臣官房審議官は(1)指揮中枢の施設を地下化する(2)通信網を多重化する(3)装備品の防護に関する研究を進める、といった対策を行っていると答弁した。

アメリカ、ロシア連邦、中華人民共和国、大韓民国、台湾はある程度の対策を進めているが日本はそれに比べて遅れている。

過去の実例

過去には米国とソ連が電磁パルス攻撃の実験を行った。
1962年に米国が太平洋上空400kmで核爆発させた際、実験場から1300kmも離れたハワイ・オアフ島の無線・電話局の電子機器が破壊されて停電が発生。

狙われる可能性は

日本が標的になる可能性はあるのでしょうか。
現段階では、北朝鮮が輸出国に対して軍事力をアピールしている段階なので日本に向けて発射することはないのでは?というのが個人的に思うところです。
しかし、いつ暴走してもおかしくない状態である今、早急な対策を講じなければいけません。