【完全レポ】Hi-STANDARD "THE GIFT TOUR 2017" 新潟 朱鷺メッセ【ネタバレし過ぎ】

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Hi-STANDARD "THE GIFT TOUR 2017" 新潟 朱鷺メッセ

自分としてはハイスタを見るのはこれで実に3回目。
2012年のAIRJAM、2015年の尽未来歳、そして今回のTHE GIFTツアーの新潟公演。

18年ぶりのアルバムのツアーは今までのLIVEとはまたちょっと意味が違う。
ハイスタンダードの今を間違いなく1番を浴びれる日だ。

そのレポートを記憶の限り書き残すので、まだ楽しみに待っておきたい人は遠慮なくブラウザバックしてほしい。

セットリスト

1.MY HEART FEELS SO FREE
2.All Generations
3.CLOSE TO ME
4.Pacific Sun
5.ENDLESS TRIP
6.I Know You Love Me
7.STARRY NIGHT
8.THIS IS LOVE
9.We're All Grown Up
10.WHO'LL BE THE NEXT
11.Punk Rock Is The Answer
12.PINK PANTHER THEME
13.ANOTHER STARTING LINE
14.CAN'T HELP FALLING IN LOVE
15.Hello My Junior
16.My Girl
17.NOTHING
18.The Gift
19.TEENAGERS ARE ALL ASSHOLES
20.Free
21.STAY GOLD

  • アンコール-

22.Friend Song
23.Dear My Friend
24.Saturday Night
25.Brand New Sunset
26.MOSH UNDER THE RAINBOW

キャパシティ10,000人の会場は全て埋め尽くされブロックごとに区切られた客席は、安全が考慮されていた。客電が消えるとあの頃(映像で見た)のSEが流れる。ハイスタンダードの登場に沸き上がるオーディエンス、歴史的一夜の始まりだ。

レポート

1~7曲目

1.MY HEART FEELS SO FREE

セットリストは事前に見なかった。毎回変えることを明言していたので見ても良かったけどそれでも楽しみが減ってしまうような気がしたからだ。

一曲目はアルバムのツアーだし、相応しいのはAll Generationsだと思ってた。

しかし予想はいい意味で裏切られた。

ミドルテンポのベースのソロから始まるイントロから、今まで抑えてきたkidsのエネルギーを爆発するように曲が始まった。ライブは予想を裏切られることに意義がある気がする。予定調和じゃつまらない。

2.All Generations

全ての世代へ捧げた曲である。

それを提言するかのように会場には多くの家族連れがいた。全盛の頃産んだ子供がもう成人してもおかしくないし、自分(30歳)のちょい上世代がドンピシャなのでちょうど今35〜40の人がちびっ子を連れてくるというパンクロック界では不思議な現象が起こっている。

難波『ハイスタが、新潟に戻ってきたよ!』横山『俺は新潟よく来るけど恒を連れてくるのが大変だったのよ笑』

といつもの調子で恒をいじる。その後も恒が過去に書いた歌詞(ロマンチックな恋愛もの)が酷かっただの、声援に恒が応えるように「ありがとう」と言えばって「恒がありがとうなんて言うの初めて聞いたよ笑」とか恒を2人でいじることがこの日は多かった。歌詞の話は、どこぞのバンドもやるような話でそういう親しみやすい兄ちゃん的な空気も魅力の一つだと思うし、それはそれで結構貴重なエピソードだった笑

3.CLOSE TO ME

誰もが口を揃えて名曲と言うだろうCLOSE TO ME
で会場はよりヒートアップ。

4.Pacific Sun

健の1人ギター早弾きで始まった。健ギターは今日もいい音を奏でている。こんなに歪んでるのに一音一音ハッキリ聞こえるのが不思議。

5曲目のENDLESS TRIPの流れから
6曲目は新曲I Know You Love Me

後に前liveのセットリストを見たところこの曲は他の場所でもよく演奏してるし、メンバーの思い入れ度が高いのだろう。自分もこの曲をやってくれて上がった。
ここでまさかの7曲目スターリーナイト。終盤の曲に思えたが前半の締めくくりといったところか。コーラス部分は会場が大熱唱した。

8~15曲目

8曲目は、この日1番liveレア度が高かったと思われるシングル曲THIS IS LOVE。
活動停止前のシングル曲で本人たち自身Liveで演奏したのは数えるほどなのではないだろうか。
健『新旧織り交ぜた構成で行くけど次の曲は中途半端な時期の曲笑』
難波の『これが、愛』で始まったと記憶する。

9曲目のWe're All Grown Upにて成長した自分達を歌う曲から次は君達の番だという流れでWHO'LL BE THE NEXT。

10.WHO'LL BE THE NEXT
これでまたぶち上がってしまう。
この曲は23年前に作られた歌だ。4半世紀前の楽曲でこんなに盛り上がることが世の中にあるだろうか。そして今後もこの記録はどんどん伸びていくだろう。

サビでの健と難波の掛け合いのツインボーカルも健在だ。
今回モニター映像も凝っていて、懐かしい曲の時はザラザラしたフィルムのような効果を使ったりしてたので遠くからも楽しめたと思う。

あとはカメラが曲合間やメンバーの登場前に、観客を出来るだけ多く写そうとしていたことが印象的だった。子供たちやおばあちゃんも写った。それによる盛り上がりやおばあちゃんには拍手もあった笑

11.Punk Rock Is The Answer

どういう形でもハイスタが新曲を披露してるというだけでも奇跡だし、贅沢である。しかもパンクな精神を見せつけてる

12.PINK PANTHER THEME
この日のHEY-SMITHEを受けて、難波『俺たちもスカやるよ』で始まったのはこの曲。難波のミステリアスなベースのメロディラインに健のエッジの効いたカッティングがカラムカバー曲。テンポアップした時のブリッジミュートが溜まらない。

13.ANOTHER STARTING LINE

グッと来るし合唱できる曲。俗にいうコールアンドレスポンス。だから音源もいいのにさらにライブ映えする。

14.CAN'T HELP FALLING IN LOVE

アルビレックス新潟の(非公式)テーマソングという曲笑

mcではそのことに触れ難波のアルビレックス新潟への叱咤激励が飛ぶ。

毎回最下位争いしてるね〜とかdisりはしていたが愛情あってこそのものだろうとここではフォローしておく笑。

15.Hello My Junior

難波の息子も登場し、mcの下ネタのながれから次の曲はお○ん○んの唄なんだという告知に難波の息子がショックですと答える一幕もあり。息子はこの曲が好きで自分達に作った曲だと思ったらしい。ダブルミーニングだと回避する難波。

息子二人はドラムの前で座って鑑賞。緊張して初々しいが健と握手したりして可愛かった。

健「シュンスケこんな大きくなったのか~」と言っていたがいつぶりだったのだろう。

16~21曲目

16.My Girl

アルバムからmygirl。

新曲はやはり既存曲より皆どう動くか模索中のようだったが、今後は激しく動きたい曲。

17.NOTHING

making the loadの中からnothing、アルバムの中ではmaking the loadが1番多かった。この曲もまた熱唱。

18.THE GIFT

健ちゃんいい歌詞書くよね〜、難ちゃんもいい歌詞書くよ?とまた褒め合う流れに笑
一時は仲違いするも、今はこうしておっさんになり隣り合わせで褒め合う姿が微笑ましい。

健『俺らを見て何かやろうっていうやつが日本を変えるんだよ』

難波『誰しも授かってるものがあるんだよ、それに気づけ!THE GIFT!』でスタート。

この曲はaメロ、bメロを難波が持ってきて、健がサビをつけた正真正銘の共作らしい。

本当に素晴らしい曲だ。過去を越えるとか越えられないとかどうでもいいと健はコラムで言ってたがこの曲は越えたってことがこのliveで証明されたんじゃないだろうか。それくらいみんなとハイスタの笑顔がモニターに映し出されていた。

19.TEENAGERS ARE ALL ASSHOLES

駄目押しのアッパーチューン。イントロで難波の息子さんもステージ上で踊る。健の早弾きギターソロも炸裂しておりました。

20.Free

最後のMCでは新潟への想いと朱鷺メッセでまたできることを願ってゴミなどの注意喚起をしていた。

新曲freeとステイゴールドを立て続けに披露。

21.STAY GOLD

STAY GOLDは難波の『光がねえなら光を探せ。その光がねえなら自分が光れ』

という名言でスタートした。夢中で今のハイスタを目に焼き付けて耳に残そうと必死の2分間だった。

アンコール

22.Friend Song

アンコールは、座って演奏のFriend Song

からのDear My Friend

まだ上がらせるSaturday Nightに

目頭が熱くさせるBrand New Sunset

今日は雨だったから虹もでるよなー

ってことでMOSH UNDER THE RAINBOWではみんな円になって笑顔の締めくくり。

まとめ

この会場にいる全員が、本当にハイスタから最高のGIFTを授かった。それはまた健が言うように受け取った者が誰かに与えることになるだろう。それは親から子へ、またその子へかもしれない。小さなkidsもいっぱいいたし、そのように狙ったかはたまた偶然かわからないが全体的に『GIFT』感に包まれたliveだった。


THE GIFT

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