認識の違いという言葉について考える
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認識の違いとは
「認識の違い」
仕事場でよく耳にする言葉ではないでしょうか。
「先方との認識の違いで納期が今週中のはずが今日中だった」
とか
「JSを作ったが、認識の違いで仕様が違っていた」
とか。
認識の違いと言われると、誰が悪いんだ?何が原因でこういうことが起きたのか?
がとても濁されている感じがします。そこに反省や改善するような気持ちは一切感じられない気がしてしまいますね。
ディレクター:「認識の違いです」
制作:「そうですか~認識が違っていたんですか~認識がね~認識が悪いですよね~」
ディレクター:「そうなんですよ~認識の違いで~、じゃお願いしますー」
制作:「はいー(苦)」
という感じですよね。笑
なぜ認識の違いは起こるのか、防ぐためにはどうしたらいいのか考えてみました。
認識の違いが起こる原因
人は、誰しも思考が違いますし、全く同じ考えを持ってる人なんていません。
例えば、同じ画像を見てもそれが何かと感じるのが違うのはそのためです。
しかし、自分の考えがさも相手にも伝わっているという誤解、伝えられる側も自分の考えは正しいと思い込んでしまう結果、認識の違いによる事故は起こってしまいます。
認識の違いを防ごう
認識が違ってしまうのは、確かに伝える側も伝えられる側もどちらも悪いということになります。
しかし、ビジネスの場合お金を受け取る側が悪いとされてしまうでしょう。
つまり営業とお客でしたら、営業が伝えきれてないことが悪いですし、
ディレクターと顧客でしたらディレクターが全てを確認していなかったことが悪いとされてしまいます。
ただ、相手のせいにしては、今後も認識の違いが防ません。
認識の違いを防ぐために必要なことを、伝える側と伝えられる側に分けて下記に挙げました。
伝える側
- 1から10まで全て伝える
- 相手は全くわかってないことを前提に伝える
- 話し終える前に、要点をまとめて伝える
伝えられる側
- 相手が伝えてないこともあるという前提を持つ
- 様々なパターンを想定して、疑問に感じたことを質問する
- 最後に、理解したことを伝える
また、共通して必要なのは議事録を必ず取るということです。
電話での話や口頭の話も全てメールなどの文字にすることで、記録が残り流れや決定事項が明確になります。
まとめ 認識の違いを理由にするのはやめよう
以上のことから、認識の違いというのは、つまりコミュニケーションの不足だと言えます。
「認識の違いです」は
「コミュニケーションの不足で顧客の意図を読み取れませんでした」ということなんです。
後者の方が、反省を感じますし、今後の改善が見込めますね。
認識の違いを生まないのは、もちろん理想ですが、もし起こってしまった場合、どうしてそうなったのか考えてみるといいかもしれません。
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